2006年12月の壁紙カレンダーは、ゴマフアザラシ
今回は、氷の海で生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんです。
北海道沿岸には、5種類のアザラシが生息しています。
太平洋沿岸の岩礁で、1年を通してくらしているゼニガタアザラシ以外の4種類は、流氷とともにロシア・サハリン州沿岸から南下し、オホーツク海側などで冬を過ごします。そしてそこで、氷と保護色の真っ白な赤ちゃんを産み、育てるのです。北海道の氷の海は、アザラシたちにとって、大事な子育ての場でもあるんですね。
12月の壁紙には、氷の海で生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんを選んでみました。
撮影は、ファウラ02号「特集:流氷」で寄稿していただいた、羅臼町在住の写真家、関勝則さんです。
02号では、知られざる流氷下の写真をご紹介くださいました。機会がありましたら、本誌のほうもぜひご覧くださいませ。
寒い冬を迎え、あなたのデスクトップがこの壁紙で、ほんわか温かくなりますように。